大掃除でFlashクッキーを削除
何だかよくわからないクッキーを食べたままだと怖いので、クッキーを吐き出してみた。
これ、簡単に言えば、ウェブページを閲覧する際、閲覧ユーザは自分のPCにローカル共有オブジェクト(LSO)、いわゆるFlashクッキーというファイルを保存するのだけれど、これらファイルによりトラッキング(当該ユーザのウェブページの閲覧に対する追跡・追尾)を受けているかも知れないので、これらファイルを削除しちゃったというセキュリティの話。
IT企業によっては、このトラッキングにより行動ターゲティング広告(当該ユーザの閲覧履歴に基づき当該ユーザの興味関心を推測し、ターゲットを絞って広告配信する手法)等を行う。
でも、気持ち悪いから吐き出そうとしたところ、アドビの「設定マネージャ」というウェブページでぐらいしかFlashクッキーを削除できないらしい。
もっと気持ち悪い。
これまでに様々なウェブページ上で保存したデータが吹っ飛ぶ恐怖もあったけど、思い切って「Webサイトの記憶領域設定パネル」というウェブページで「すべてのWebサイトを削除」というボタンを押し、これまでのFlashクッキーを全部削除した。
ただし、自分のウェブサイトを確認のため閲覧するとき以外、ウェブブラウザでFlashを有効にしていることが滅多にないため、削除したFlashクッキーはものの数個に過ぎなかった。
次に、「グローバルストレージ設定パネル」というウェブページで、「サードパーティ製Flashコンテンツにコンピュータ上のデータを格納することを許可します」のチェックを外し、今後のFlashクッキーに対しては自分が許可しなければ保存されないようにした。
[参考]
ZDNet Japan >> Flash Cookie -- オンラインプライバシーの新しい問題を探る
アドビ >> ローカル共有オブジェクトとは
アドビ >> ローカル共有オブジェクトを管理および無効化する方法
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