ボーカル曲の3作目のコンセプト等を決める
声楽曲(ボーカル曲)の2作目「OLバトラー feat. 重音テト」の制作過程で、3作目の詩・曲のコンセプト、テーマ及びプロットのアイデアは様々浮かんだ。今度はランナーを主人公にしたボーカル曲を制作したい。でもそれだとベタになりがちだから、スパイスが欲しいところ。そんなこんなで詩・曲のコンセプト等を決めることにした。
- ランナーに関連するボーカル曲は多数ある。でもどうだろう、それらの中でヴァンゲリス「炎のランナー」みたいな感じの曲って知らないな。じゃあヴァンゲリスへのオマージュでいこう。
- ヴァンゲリスと言えば、ギリシャの民族音楽にルーツを持つ曲がしばしば。だから民族音楽の要素を取り入れたいな。だったら異国の民族音楽(架空)に勝手に日本語詞を付けたボーカル曲、と言う体にしよう。
- 民族音楽の楽器を入れないと。走るときに感じる音と言えば、うーん、自分の走る足音、息遣いの音、風の音くらいか。足音をバンブーシロフォンあたりの竹の打楽器、息遣いの音や風の音は吹奏楽器で表現するのはどうだろう。
- エンリコ・マシアスのボーカル曲で忘れられない曲がある。幼いころに聴いたので曲名はわからないけど、バックでチャルメラみたいな吹奏楽器の音が延々と鳴っていたのと、その名前が強烈に印象に残っている。チャルメラ音は後から調べたらどうやらライタという北アフリカの民族楽器と推測されるので、これをオマージュしたい。
- でも今調べたら、ライタの音源とかないっぽい。しゃーない、General MIDI(GM)にもあるバグパイプの音源をそれっぽくしよう。同じダブルリードだからイケるだろ。
- 曲調は、なるべく和のテイストが出ていないもの。異国っぽいんだけど、どの国・地域かわからない感じを出したい。あと曲調であれ、アレンジであれ、走ってる感じを出さないといけないな。こんなん絶対に難しいヤツ。
- 詩は、走りを人生(バンドではない)になぞらえる、又は人生を走りになぞらえるような表現にしたい。走るんだから前向きな詩。今回も女性ボーカルを使いたいから、ちょっと可愛い感じの言葉遣いの詞で。
- タイトルは「ランナーが伝えたい10のこと」でどうだろう。伝えたいことが10個あるんじゃなくて、1から10までの10、つまり伝えたいことを全部晒すぜ、って言う意味で。
- うーん、これまでの考えをまとめると、何か国民的TV番組「みんなのうた」にありそうな曲になると想像。いっそのこと全体的にこの番組にありそうな、この番組にインスパイアされた曲、という体にするか。
おし!ひとりブレスト終了。こんな感じで制作だ!
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