ボーカル曲の処女作のコンセプト等を決める
DTMやろうぜ!と言うことで声楽曲(ボーカル曲)の制作を始めたが、今の技量じゃ詩先は無理だった。次に曲先で制作しようとしたら、コンセプトなりテーマなりを持たずに制作するのは困難なことが判明。そこで、以下の工程で制作してみる。
- 詩・曲のコンセプト、テーマ及びプロットを作成
- 作曲及び編曲
- 作詞及び音声合成
このうち、今回は詩・曲のコンセプト、テーマ及びプロットを考えた。
- 音声合成のボーカル音源は女性がいいな。少女が主人公の漫画「リアデイルの大地にて」が面白かったんで、この漫画のインスパイアでいこう。
- 曲のタイトルは、うーん、「異世界へ行きたい」かなあ。何かパッと降りてきた。
- 歌詞は、病院のベッドの上、病弱の少女が死にゆく意識の中でおとぎ話のような異世界転生を夢想する話なんてどうよ。少女の夢想をずっと歌詞にしていって、実はそれが死にゆく意識の中でしたー、と解き明かされていくみたいな展開だと面白そう。
- もちろん夢想を肯定的に捉えて。人によって救いは様々あれど、それで救いになるならアリだよね、みたいなテーマ。じゃあ救いがあるオチにしないといけないな。それも人によってオチの解釈が異なるような感じたっだら、更によし。
- じゃあ曲調はどうしよう。少女が歌うんだから、ボーカルのメロディーは唱歌っぽい可愛らしい感じにしよう。と言っても機械が歌うんだから、やや歌いづらいメロで悪さしちゃえ。
- アレンジは「異世界へ行きたい」だからデュークエイセス「遠くへ行きたい」インスパイアで行こう。じゃあコーラス入れなきゃ。でも「遠くへ行きたい」だと暗いかな。暗いと異世界での冒険っていう前向きさが霞んじゃう。明るさも加えなきゃ。
- ところで冒険と言えば、アニメ「ガンバの冒険」と「アンデス少年ペペロの冒険」。いずれもOP曲やED曲は甲乙つけ難い良作と記憶。どっちも劇伴は南米の民族音楽オマージュで、山下毅雄の仕事じゃん。だったら山下毅雄インスパイアで、明るさを加えるか。
- ならばアコースティックなアレンジにして、南米の民族楽器、クイーカあたりを入れよう。クイーカで少女の心音を表現するとかアリかも。そうすると医療機器が出すバイタルサインの音も欲しい。でも電子音だから、ケーナかオカリナあたりで表現するのは厳しいか。そこはやっぱシンセか。
おし!ひとりブレスト終了。こんな感じで制作だ!
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